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鳥取大学医学部保健学科看護学専攻



10月7日(月)、11月11日(月)の2回にわたり、看護の諸分野の活動を理解する特別講義として、4年生で選択している学生23名と教員1名に各回90分お話しさせていただきました。


1回目は、日本や世界の移植事情などについてお話した後、下記のようなことをグループで話し合っていただきました。


・自分が臓器提供に関してどの様な意志決定をしているのか?

・愛する家族の臓器提供に対してはどう考えるか?

・自分が病気で移植を受けなければならない時にはどうするのか。

2回目は、臓器移植コーディネーターの仕事内容についてお話しし、臓器提供時の様子をDVDで視聴していただきました。
また、人々の権利について、あってよい違いかどうかを、事例を通して考えていただきました。


講義後のレポートやアンケートには、下記のような記載があり、様々な立場や考え方について考えていただけたことがわかりました。

・レシピエント(移植を受ける人)、ドナー(臓器を提供する人)、家族、色々な立場から移植についてじっくり考えることができた。

・今まで臓器提供について考えたことはありましたが、もっと自分自身や大切な家族の問題であると気づきました。

・脳死をどうとらえるかは人の価値観で違うと思うので、どの様な考え方も受け入れるような社会であってほしい。

2回の講義を通して、臓器移植について理解し、様々な立場から考えていただけたようです。